タンポについて

皆さんこんにちは!

またまた前回の更新から大分経ってしまいましたスイマセンm(__)m
今回はサックスのタンポについてです☆
タンポの構造は、
ボール紙の上に織りフェルト、レザーで包み最後にレゾネーター(リベット)を付けるというシンプルな構造です。
フルートの世界では様々な研究が進んでいますがサックスの世界では中々研究が進まないんですよね。
一時期ゴム製(シリコンかな?)のタンポを供給しているメーカーさんがいましたが既に廃業しています。
タンポはトーンホールを塞ぐ為にあります。機密性を高める為に色々なメーカーがあの手この手で試行錯誤していましたが、現在では殆ど大手さんが作るタンポを取り寄せて作っています。
例:柳澤→シャヌー、セルマー→ピゾーニ、台湾メーカー→ピゾーニ、ヤマハ→自社アンドピゾーニ
今の世はコスト削減に躍起ですので仕方がないと言えばそれまでですが、なんとも寂しい感じがします。ヤマハなんかはレザーの下にビニールなどを挟んでいたり色々やっていたのですが…。
タンポは固ければキイを閉じた時に打突音が激しくなりますし、柔らか過ぎてはフニャッとしたタッチになってしまいます。
現行のタンポは全体的に柔らかいものが多いですが、これはどちらかというと上手く塞がっているように見せる為ですね〜。
当工房でもそういう使用していますが、タンポに轍(トーンホールの跡)がつきやすく楽ちんです(笑)
ただ、あまり柔らか過ぎると耐久性にも関わるので色々なタンポを試している段階です。
当工房ではクローズキイ(G#,C#など)には少し硬めのタンポを入れています。全てが同じ硬さのタンポで良いはずか無いですから。この考えはヤマハがカスタムを出した当初の考えです。現在ではコストダウンの為に全て同じになっていますが…。
タンポは値段もピンキリです。
安いタンポ(1セット4,000円くらい)は皮の質がイマイチで直ぐ硬化したり、破けたりします。
高いもの(セットで10,000円を超えるもの)は丁寧に鞣した皮を使用しているので耐久性もいいですね。
最近はカンガルーの皮のタンポなんかもでています☆写真の黒いタンポですね(^_^)
柔軟性が高く破れにくいのが特長です。
レゾネーターの種類でも音が変わると信じられていますが、私は懐疑的です。
最終的にはタンポ云々よりも調整の腕次第ですね(笑)
皮が乾燥して硬くなってきたり、10年も交換していない方はぜひオーバーホールを(^_^)
見た目は大丈夫そうでも、中のシェラック(接着剤)が劣化していて不良振動を起こしている事があります。また、演奏中にポロっと取れることも>_<
私の考えるタンポ交換の目安はおおよそ5年です。吹いていなくても手入れをしなければどんどん劣化していきますから。
カビが生えていたら要注意!喘息の元になりますよ!
お見積は無料です☆
ぜひお問い合わせ下さい(^_^)